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医療事務の雇用形態

正社員

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パート

正社員

「どうせ働くなら正社員!」という人も多いと思います。この項目では医療事務の正社員待遇をあらゆる角度から検証していきたいと思います。

(1)給与

一概には言えませんが、医療事務正社員の給与水準は勤務する地域の一般事務職と同等程度と見られています。多くの医療機関が集中する東京近辺では、需要に比例して給与水準も若干高くなっていますし、経験年数もものをいうので統計では(2004年度1月次、ハローワークにおける全国医療事務給与平均)月給10万円台から40万円までと相当な幅が見られました。

地域格差はあるものの一般的に15〜19万円という額が平均的相場のようです。数少ない例ですが、インストラクター業務の場合は高いスキルが必要になるため、実力によっては通常よりも高収入が見込めますし、夜間当直勤務があれば給与水準自体が高めに設定されています。全日本病院協会が2003年2月に発表した「医療従事者の給与に関するアンケート調査」では、新卒者事務職の平均年収は約253万円となっており、日本医療労働組合連合会が2003年3月に発表した報告によると高卒者は約16万円、大卒者で約18.5万円が初任給と記されています。

(2)勤務時間

一般企業に較べて朝が早いのが医療事務の大きな特徴の一つで病院や診療所等医療機関では”外来受付30分前”始業がセオリー。全国のハローワークに寄せられた求人情報のうち、始業開始が8時30分になっている事業所が全体の30%を占め、9時前に始業開始時刻が設定されている部分も含めると約50%が8時台の業務スタートとなっています。また時間帯も複数の勤務時間を採用している医療機関が40パーセントに上り以下のような構成となっています。

イ)前半勤務・後半勤務で分かれている 
ロ)短時間勤務・長時間勤務で分かれている 
ハ)早番勤務・遅番勤務で分かれている 

これに救急病院であれば夜間当直なども含まれてきます。医療事務もまた、一般事務と同様7.5〜8時間勤務が基本です。残業も無論あります。その最たる例がレセプト業務で月末月初の忙しさは”目が回る”という例えがぴったりきます。年末やゴールデンウィークであっても繁忙期であるため仕事は山積。医療事務といえば”レセプト”が中核にくるのは当然のことですから、チームワークを持ってきちんとこなさなくてはならないのは言うまでもないでしょう。

全日本病院協会の「医療従事者の給与に関するアンケート調査」(2003年2月次)によると事務その他の月平均時間外勤務は13時間と出ています。さらに診療所勤務などの場合で、診療補助も伴う際は全ての診療が終わるまで帰ることは許されません。

(3)休日

調剤薬局や医療事務インストラクターの場合は完全週休二日制が導入されています。しかし病院、診療所勤務はそういうわけにはいかないでしょう。これらの医療機関に勤めた場合の休日は日曜・祝日および休診日というのが通例。入院施設があれば、休診日も自ずと業務があり医療事務も必要になります。多くの一般企業ですっかり定着した週休二日制も医療機関は少し事情が異なるようですね。

(4)採用状況

他の業界と大きく異なる点として新卒者、若年層以外にも採用の門戸は大きく開かれているということが挙げられます。一度身に付けた技能を長く活かせるため、年齢は「45歳〜50歳まで」ないし「不問」という事業所も少なくなく、医療事務が如何に実力重視の世界であるかを物語っています。(ただし50%はやはり20〜40歳前後の範囲で求人を募集していることがわかっていますが…)求職票を見れば判る通り「経験者限定」、「経験者優遇」の文字が躍ります。

年齢に関わらずスキルが重要視される医療事務ではやはり就職をする上で実務経験の有無が大きくものをいうようです。だからといって「未経験者は全くチャンスはないのか?」といえばそんなことはありません。医療事務に関する知識が一通りあることを証明できる要素、例えば”資格”や”講座修了”、”専門学校の卒業”などを応募の段階で、PRできれば道は開けてくるでしょう。

(即戦力として期待される派遣社員と違い、内部の教育システムが整備されている正社員は、未経験者に対して寛容かつ有利な面があると評価できます)資格に関して特記すれば、全国のハローワークに寄せられた医療事務の求人情報だけをとっても15%が「必要」としており今後一層その傾向が強まっていくと見られています。従来は「資格より経験」といわれてきた医療事務も各種講座等が整備されてきた近年では、実務経験者であっても資格取得を奨励する制度を採択している医療機関も散見されるようになってきています。

また今後の医療事務従事者に欠かせないものの大前提として”パソコンスキル”が挙げられます。従来、手書きで作成されてきたレセプトも今やコンピュータ処理が当たり前。ワード、エクセルの基本操作はもとより、実際の業務で使用されるソフト等、勤務を開始したら早期に覚える必要があります。求人の傾向としては、医薬分業の恩恵により調剤薬局等が増加傾向にあり、全体の求人の20%はこれが占めます。反面、歯科医院はレセプトをアウトソーシングに発注するか医療スタッフが兼任する要素が強いため求人は少なく推移しています。

(5)正社員のメリット

派遣社員の場合、派遣元の会社が大都市部に集中しているため求人もそれらの都市がメインとなりますが、正社員の場合は地方であっても他の職業よりも安定的に求人を見つけることが可能です。そして何より経済的な安定は大きな魅力。実質的な労働時間に左右される他の就業スタイルと比較すれば継続的に安定した収入が確保でき、さらに各種保険(健康、雇用、労災、年金)が完備しているのは嬉しい限り! また多くの場合、派遣社員やパートが時給制なのに対し正社員は月給制です。
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派遣社員

医療機関では近年さまざまな分野においてアウトソーシング化が進み、特に医療事務でその伸びは顕著です。1991年では23.1%だったのが2000年で39.0パーセントに増進、調剤薬局では少ない傾向ですが歯科医院、総合病院の求人は多く、医療事務のアウトソーシング化は今だ発展の途上であるため、今後も一層伸びていくでしょう。

(1)給与

一般的に派遣社員の給与は時給制でその水準は、どこまでも各人のスキルが反映されますが、概して相場は1200円といわれており1000円から1300円の中で設定されているケースがほとんどです。ただし例外もあります。企業内健康増進センターや医療関連企業(医薬品開発会社など様々)は若干高めで1500円以上の時給が平均的。医療事務の派遣先は何も病院や診療所、薬局だけとは限らないのです。

(2)勤務時間

勤務時間選択の自由度が高い派遣労働は、自分の時間を大切にしたい人などにとって魅力的です。基本的には、正社員と同じく8時30分〜17時といった設定が一般的ですが、一例をあげると8時30分〜12時30分/15時30分〜19時30分のいずれかを選択できる場合が少なくありません。概して他の派遣業種より拘束時間は長いということは頭に入れておかねばなりません。また時給は800〜900円と安くなりますが、レセプト期間限定の就業スタイルもあります。毎月7〜10日の間のレセプトチェックをする仕事がこれに該当します。

(3)休日

就業前に派遣先とよく確認しておくことが重要ですが、正規職員の業務を補うために配置されることの多い派遣社員であるために土・日などは出勤の機会が多いでしょう。ただし残業や休日出勤の場合は時給が割増傾向にあります。

(4)採用状況

派遣社員は年齢制限がなくとも相応のスキルが求められます。
「年齢よりもスキル!」(ヒューマンスキル含め)、それが派遣です。(ただし派遣元の判断で派遣先の年齢構成を考慮し、特定年齢層に絞る場合はあります)現場においては正社員以上に実務経験が問われるのはいうまでもありません。与えられた業務を確実に処理するスキルを備えたプロフェッショナルとして医療機関は期待します。

特にその能力を問われるポイントがレセプト業務。正社員の求人同様、ここでも資格の有効性が指摘できます。派遣元において「資格取得者限定」や「優遇」など資格取得者と実務経験者を同等に扱ってくれるケースも増え始めました。さらにいえることは「派遣といえばパソコン」というようにパソコンスキルは派遣社員と切っても切れない縁があります。派遣登録していても「パソコンに自信がない」という向きは、派遣会社が実施している研修制度等を活用してください。ただ一般に医療事務で必要なパソコン操作はごく基本的なものが主です。

一方、受付会計やオペレータ的な作業など限定された範疇での業務は、それほど医療事務の知識を必要としないため「未経験者でも歓迎」とされる場合も少なくありません。いずれにせよ派遣先から常に即戦力を求められるため、新たなスキルやレベルアップの向上を図る機会はたくさんあるので教育研修制度を大いに活用し、昇給につなげてくださいね!

(5)派遣社員のメリット

派遣社員であってもフルタイム勤務であれば正社員同様社会保険(健康、雇用、労災、年金)に加入できます。(この場合、派遣元である派遣会社で加入します)ただ、勤務時間や勤務日数、派遣期間の長短や業務につかなかった期間などの状態次第で加入するかしないかは派遣元とよく相談してください。派遣の期間は営業や販売などの職務では法令で最長一年間と決められているのに対し、医療事務は専門性が高い26職種に該当するため、例外的に三年間まで継続勤務が認められています。

様々な職場を体験できるのも派遣の醍醐味ですが、良い職場であれば長く勤続したいという人には嬉しい特例ですね。また有給も発生します。労働基準法で定められている雇い入れ日から6ヵ月間継続勤務して全労働日の8割以上出勤した場合がこれに該当します。派遣先の状況をよく見極め、正社員らの都合をよく考慮して有給を消化しましょう。

(6)派遣社員のデメリット

厚生労働省の調査では派遣労働者の不満のトップは「精神的なストレスが強い」ことであり、正社員やパートよりも明らかに高い数字が出ています。(派遣社員68ポイント、正社員56,5ポイント、パート42.7ポイント…平成14年度産業労働事情調査の結果)派遣先がどのような雰囲気であれ、業務を円滑化するために職場での良好な人間関係を構築することが急務。また派遣先の医療機関は派遣会社に対して一人当たり賃金の1.4倍程度を支払っているため、全派遣費用の総額分の期待を派遣社員に持ちます。

派遣社員が精神的重圧に苦しむのも即戦力として期待され、仕事の質の高さを要求されることの証左でしょう。交通費の不払いなどに代表される賃金面での問題も少なくありません。基本的に時給である派遣社員にとって給料は日給月給ということになるため、休みが多かった月などはモロに収入に影響します。派遣社員は残業が少なく働いた分きっちり賃金がもらえるというイメージもある反面、こうした不安定さは避けて通れません。

「紹介予定派遣」制度を利用して、派遣先と派遣社員の双方が望めば正社員として登用される道もあることを忘れないでがんばっていきましょう!
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パート

 小規模診療所や歯科医院では、午前と午後の診療の間に昼休みが1時間以上あるケースが多いため短時間勤務のパートは効率的な存在。近年、他業種にも増してますますパートのニーズは高まっています。

(1)給与

時給は800〜1200円くらいの間でその人のスキル次第で増減されているようです。派遣社員と比較すると若干低く、時給800円が一般的な相場。雑務的な仕事が中心であることも珍しくないパート。診療所などでは清掃や診療補助、調剤薬局であれば販売部門がある調剤併設店において販売や薬の棚卸、補充等の業務も兼務する場合があります。レセプト業務などの専門性を求める度合いは医療機関によって違いがあるところです。

(2)勤務時間

正社員同様の長時間勤務も無論可能ですが、通常は一週間に3〜4日程度、働く人の都合に合わせて勤務する曜日を決められます。パートの最大の特徴は一日3〜4時間程度の短時間勤務であること。

(3)採用状況

パートといえども資格取得者と実務経験者は優遇されます。ただレセプト審査の経験がなくとも「レセプト経験さえあれば良い」としている場合もあります。ある程度の経験やスキルが必要ですから年齢の上限設定は高く45歳が圧倒的に多いとされています。業務内容が正社員の補助作業のみに限られる場合でも、パソコンスキルは重要。そうです!レセプト業務にパソコンは欠かせないからです。

民間機関におけるパート・アルバイトの意識調査では、勤務先の求人を見つける際に使用した媒体は、”地域密着”の新聞折込広告と発表されています。ほかにも市町村役場の保険年金課などでは毎月のレセプト審査に臨時職員を募集する場合があるので、各自治体の広報、ホームページは要チェックですね。

(4)パートのメリット

主婦層の多いパートにおいては収入を非課税の範囲で収めたり、扶養の範囲で調整し働くことが主流ではあるものの、フルタイムで働いている場合は社会保険(健康。雇用、労災、年金)に加入することができます。パートを雇用するということ自体、医療機関にとってはコスト削減を見越してのことですから交通費には上限があります。ただ勤務エリア自体が、地域密着型ですので当然の措置ですし、基本的には全額支給というところが多いようです。

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