医療事務資料請求はこちら

医療事務の資格が早く取れる

医療事務資料請求はこちら

医療事務講座

HOME > 検体検査知識

検体検査知識の基本

検体検査はその種類が多く、全てを網羅するには叶いませんが基本的なもの、日常的なものを抜粋します。検査は病名漏れをはじめとして保険請求には不可欠な知識。

以下に記す内容は、検査方法によって単位が異なり、検査機器や試薬によっても結果は変わってくるため各医療機関ごとに測定値の基準を理解することが重要です。特に検査の正常値とは一般に不特定多数・正常な人の上下限をそれぞれ2.5%ずつ除いた95%範囲値を指します。ですが測定値には病院や施設によって、正常値も独自に設定されている場合が多く、患者さんの個人差も大きいことを認識しておいてください。

注・<主疾患>、<疾患>は異常値の場合。

尿・便

尿蛋白(腎臓や尿路の異常を蛋白量で判定する)

<正常値> ・定性検査 陰性(−) ・定量検査 10mg/dl 

<主疾患> 腎炎、ネフローゼ症候群、腎硬化症、尿路感染症、尿路系の異常など

尿糖(糖尿病診断の第一段階)

<正常値> ・定性検査 陰性(−) ・定量検査 20mg/dl 

<主疾患> 糖尿病、腎性糖尿 ◇血糖値が一定限度を超えると尿中に糖が漏れ出ます。この血糖値を尿糖排泄閾値(にょうとうはいせついきち)と呼び、この値が低いと血糖値が正常でも尿糖がでることがあります。腎性糖尿は若年者に多く、病気とは必ずしもいえないため特に心配はありません。

尿ウロピリノーゲン(肝臓障害や黄疸を診断)

<正常値> ・擬陽性(±) ・弱陽性(+) 

<主疾患>肝臓障害、溶血性黄疸、閉塞性黄疸>

尿潜血(尿路の異常を尿中の赤血球より診断)

<正常値> ・陰性(−) 

<主疾患>腎臓・尿路系の炎症や腫瘍、外傷

尿沈渣(尿の沈殿物を顕微鏡で診断)

<正常値> ・赤血球 1視野に1個以内 ・白血球 1視野に3個以内 ・上皮細胞 1視野に少数 ・結晶成分 1視野に少量 ・円柱細胞 1視野に陰性(−) 

<主疾患> 以下それぞれ疑われる疾患 ・赤血球 尿路結石、尿路腫瘍、腎炎、ネフローゼ症候群、膠原病、尿路感染症、特発性腎出血 ・白血球 腎盂腎炎、膀胱炎などの尿路感染症 ・円柱細胞 糸球体腎炎、腎盂腎炎、ネフローゼ症候群 ・異型細胞 悪性腫瘍、白血病 ・結晶成分 腎結石、急性肝炎、閉塞性黄疸、痛風

尿量(腎機能障害を尿量より診断)

<正常値> ・1日500〜2000ml 

<主疾患> 急性腎不全、慢性腎不全、悪性腫瘍、糖尿病、尿崩症

尿比重(腎機能障害を尿の濃さより診断)

<正常値>・1.010〜1.025 

<主疾患> ・低比重 慢性腎炎、尿崩症 ・高比重 ネフローゼ症候群、糖尿病、心不全

便潜血反応(便に混じる血から診断)

<正常値>・陰性(−) 

<主疾患>食道や胃腸など消化管の潰瘍ポリープ、癌、血液疾患、痔など

寄生虫卵(便中の寄生虫や卵から感染を判定)

<正常値>・陰性(−) 

<主疾患> 蟯虫症、鞭虫症、糞線虫症、回虫症、条虫症など

検体検査知識の基本のトップへ


Loading